塾で働き続けること20数年の
アラフォー2児ママです^^
「テストの点数が悪くて心配…」
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ママ友に聞かれることが多い
勉強のお悩みを中心に
日常のあれこれをつぶやいてます
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こんにちは!
塾講師歴20年のようこです✨
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春の入塾シーズンになると
いろんな塾からチラシが届いて、
「○○高校に△△名合格!」
「難関校合格者続出!」
こんな文句が目につくよね。
塾を選ぶとき、この「進学実績」ってすごく気になる人は多いと思うけど、私はあまり重視する必要はないと思ってるよ。
「進学実績が良い塾なら安心」
って思いがちだけど…
塾講師の私から見ると、塾選びの判断にはさほど使えないと思ってるのがその理由。
ということでこのページでは、
「進学実績の裏側」をコッソリ伝えて、ブレない塾の選び方をシェアしたいと思います!
進学実績をどう見るべきか?
まず、進学実績を見るときの基本的な考え方なんだけど、
進学実績には大きく分けて2種類あるよ!
- 「何人合格したか」の人数実績
- 「どれだけ成績が伸びて合格したか」の伸び率
多くの塾が宣伝してるのは「人数実績」の方なんだけど、実は「伸び率」の方がその塾の教え方の良さを判断する材料になるんだよね。
例えば、
「偏差値が10上がった生徒が○人」
「成績が○ランクアップした生徒が△人」
こういった情報が本当は欲しいんだけど、あまり重視されることはないよね。
(チラシに載ってても何となく怪しい感じのところもチラホラ…w)
実績を見るときは、
「この塾に入ったらどれくらい伸びるの?」
という視点を持つことが大切!
実際に塾で話をする際にも、合格実績なんかよりも
「うちの子と似た成績の子が伸びた事例があれば教えてください」
って聞いてみる方が良い情報が手に入りやすいと思うよ。
(こっそり暴露)塾の進学実績の裏側
ここからちょっと塾業界の裏側をお話しするけど、
正直に言うと、進学実績にはいくつかの「カラクリ」があるんだよね。
カラクリ①:「在籍」の定義があいまい
「当塾から○○高校へ△△名合格!」
という表記、よく見かけるよね。
でも、この「当塾から」って実はかなり広い意味で使われてることも…
例えば、
- 講習会だけ参加した子
- 模試だけ受けに来た子
- 他の系列塾の子
こういった「ちょっとでも関わりがあった子」も全部カウントしてることがあるんだよね。
カラクリ②:上位生徒だけをピックアップ
これは「塾あるある」なんだけど、
合格実績として公表されるのは、当然「優秀な生徒」だけ。
「この塾に来れば誰でもこんな実績が出せます!」
みたいな印象を与えるけど、
実際には、もともと成績が良くて難関校に行ける子が、その塾に通ってるだけのことも多いよ。
カラクリ③:系列校への進学も「実績」に
これは主に中高一貫校や系列の学校を持ってる塾に多いんだけど、系列校への「内部進学」も合格実績としてカウントしてることも。
「○○高校に△△名合格!」
って書いてあるけど、
その大半が「系列校に内部進学」だったりすることもあるからね…
まとめ:塾選びの際に進学実績はどう見たら良いか?
塾側の宣伝に使われることが多い「進学実績」について書きました。
結局、何を言いたいかというと
公表されてる進学実績は塾選びの参考にする必要はない
ってこと(笑)
結局は、「これからその塾に入ったらお子さんがどうなれるのか?」が大事。
そのために大切なのは、塾の先生との相性やカリキュラムがマッチしていること。
それさえしっかりしてたら、合格実績なんてどうだっていいんじゃない?
って思うよ。
塾としては、わかりやすい成果として合格実績を誇示するけど、塾を選ぶ側としては本当に大切なことに着目して塾選びをして欲しいと思います。